秘書になるには、一旦就職してから組織内の部署移動で秘書になるか、最初から秘書求人に応募するかの2つのパターンがあります。新卒からすぐに秘書になるのは珍しく、大抵の場合ある程度の社会人経験が求められます。なぜなら秘書の仕事は、上司の窓口として多くの人とやりとりするため、基本的なビジネスマナーや様々な状況に対応できることが求められるからです。
秘書には部署移動によってなれる場合があります。そのためには、一度秘書の仕事がある会社に入社する必要があります。会社内で様々な経験を積んだ後、本人の希望と適性が認められることで、秘書業務を行う部署に配属されるのです。しばらくの期間、社内で様々な業務を行いながら、秘書業務に必要なビジネスマナーやパソコンスキルを身に付けましょう。社長や役員の窓口としての役割も担う秘書は、会社や会社の事業内容に対する詳しい知識も必要になります。秘書として配属されるまで、自身のスキルとともに会社についての知識も身に付けておくことが重要です。
秘書の求人に直接応募することで秘書になることができます。秘書としての経験やスキルを持っている人物であれば、即戦力として採用されることが考えられますが、未経験の場合、秘書の経験に替わるスキルや経験を伝える必要があります。秘書に必要な能力を証明する資格もあるので、取得しておくことで就職の際のアピール材料になります。
同じ秘書の仕事でも、職場によってはその分野の専門知識を持っていることで有利に就職できる場合があります。法律事務所の弁護士や、病院の医者、大学の教授などの秘書として働く場合は、専門知識を持っていることで、専門分野の第一線で働く上司とのやりとりがスムーズにできるようになります。秘書として基本的に求められるスキルは一般企業の秘書と変わりませんので、秘書としてのスキルが十分にある方は、さらに専門知識を勉強しておけば、就職に有利に働くことがあります。
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