仕事で質問をするときには、質問内容の整理や質問するタイミングなどに気を付ける必要があります。
仕事に慣れてないうちは、仕事でわからないことが沢山出てきます。わからないことをわからないまま進めることは、トラブルの原因になります。しかし、自分の疑問を全て誰かに質問すれば良いというわけでもありません。質問相手に時間を取らせないためにも、1つ1つの質問について、自分でできる限りのことをしましょう。
質問する時にまず大事なのが、質問内容の整理です。質問したいことをしっかりまとめて、質問項目を具体的にしておくことが重要です。曖昧な質問では、質問された人もどう答えていいのか分かりません。質問する際は、何がどうわからないのかを説明できるようにしましょう。
質問内容の整理が終わったら、もう1度その質問について考えてみましょう。疑問に思っていることは自分で調べたり考えたりすることで解決しないのか、以前に1度説明を受けている内容ではないのか検討します。自分の持っている資料やメモなどを見返して、もう一度よく考えてみましょう。それでもわからないという結論に達したのであれば、質問をするようにします。
質問をするタイミングも大事になります。自分が質問できる準備が整っていたとしても、相手が質問を受けられる状況にあるとは限りません。質問相手が質問できる状況にない場合は、別の仕事をしながら相手の手が空くのを待ちます。ただし、質問内容の緊急性や重要度によっては、相手が取り込み中でも割り込んで質問をする必要があります。
自分の質問に対する相手の答えを聞く姿勢も大切です。質問相手の答えをしっかり聞くのはもちろん、聞いた内容を忘れないようにメモをとりましょう。また、相手の言っている内容でわからない点がある場合は、その疑問点を一旦控えておいて、相手の話を折らないタイミングで聞くようにします。質問が終わったら、自分のために時間を割いてくれたお礼も忘れずに行いましょう。
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