ビジネス上で信頼関係を築くのに大切な要素のひとつ、雑談力。
友達との何気ない会話とは違い、ビジネス上での雑談はテクニックが必要なもの。
「ビジネス上での雑談」のテクニックを身に付ければ、人間関係もうまく行く!?
ビジネス上での雑談力とは?
ビジネス上での雑談力は、信頼関係を築くためにも必要不可欠。
営業職に限らず、人間関係を円滑にするためにもなくてはならないものです。
最初は当たり障りのない内容からでOK。
そこから徐々に話を膨らませるのがポイントです。
相手の話に耳を傾け、共通点を探し出し「共感」します。
そうすることによって、相手の懐に入ることができ、ゆくゆくは信頼関係に繋がります。
ポイントは「相手の話を聞き理解・共感する、相手が聞きたい事を話す」。
8割は相手の話を聞き、2割は自分の話をすると良いそうです。
コミュニケーションの一つ「雑談力」を身に付けて、人間関係を良好に!
雑談の前に用意しておくと良い3つのポイント
初対面の人との雑談だと難しい場合もありますが、下記の3つを事前に用意しておくと雑談がスムーズに!
時間がある時は準備しておきましょう。
相手の出身地や趣味などの情報を事前に収集しておくと、焦らず話をふくらますことができます。
雑談の基本は「聞く」ことなので、あらかじめ質問する内容を用意しておくと安心ですね。
収集した情報の中から、自分との共通点を探しましょう。
共通点があると話が弾みやすくなります。ほんのちょっとの共通点でも見つけておくと、いざとなった時に安心です。
政治ネタや時事ネタは、人によって考え方が違うのであまりおススメしません。
スポーツや、日常生活での面白かった事柄、美味しかったお店、女性なら美容ネタでも盛り上がるかもしれませんね。
雑談で注意すべき3つのポイント
雑談では注意しなければならないポイントがあります。
それは、共感する・解決しない・話を取らないの3つ。実例を交えてご紹介して行きます。
【実例】
-NG-
相手:「この間仕事でミスしちゃって」
あなた:「私もこの間ミスして上司に怒られちゃった」
→共感をするどころか、自分の話をしてしまっているのでNGです。
-OK-
相手:「この間仕事でミスしちゃって」
あなた:「大丈夫だった?どんなミスしちゃったの?落ち込むよね・・・」
→相手の感情を汲み取り共感しているので◎
【実例】
-NG-
相手:「この間仕事でミスしちゃって」
あなた:「ちゃんと確認したの?こうすれば良かったんじゃない?」
→上から目線になっていて、相手の気持ちを汲んでいません。
-OK-
相手:「この間仕事でミスしちゃって」
あなた:「そうなんだ。大変だったね。大丈夫?」
→話を聞いてもらえると感じるので、安心感を与えます。
【実例】
-NG-
相手:「この間仕事でミスしちゃって」
あなた:「そうなんだ。私もこの間失敗しちゃったんだけど聞いてくれる?」
→相手は話を聞いてほしいのに、自分の話をしてしまってるのでNG。
-OK-
相手:「この間仕事でミスしちゃって」
あなた:「そうなんだ。どんなミスしちゃったの?大丈夫?」
→話を聞き出そうとしているので◎
まとめ
雑談とは、相手の話を聞き、相手が聞きたい事を話すことです。
自分の話や考えは2割程度にしておくのがベスト。会議や商談ではなく、あくまでも「雑談」なので、聞き手に回る事が大切です。
気持ちを共感し、共通点を見つけ、質問すると◎。雑談を通して「人となり」を知ることができ、相手にも知ってもらうことで信頼関係に繋がります。
8割聞く・2割話すのバランスがベスト!
雑談力を高めて信頼を築ければ、仕事のチャンスにも繋がります。
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